会社の譲渡対価設定は、買い手と売り手双方にとって公平で納得のいく額である必要があります。
まず、最初に考えたいのが「総合的な評価」。
会社の財務状況、資産、負債、将来の収益力などを総合的に分析して、どんな評価が妥当なのかを調べていきます。
バランスシートの分析、過去の業績、そして市場の状況や今後の成長性などを見ながら、客観的な視点で評価を行います。
次に使われるのが、ディスカウント・キャッシュフロー法。
これは、将来のキャッシュフローを現在価値に割り引いて事業価値を計算する方法です。
他にも類似企業比較法もよく使われます。
これは同業他社の取引価格や評価指標と比較して価値を見極める手法です。
いろいろと比較検討する部分はありますが、目に見えない評価対象もあります。
例えば、無形資産やブランド価値などが大きい場合には、その価値を利用するのがおすすめです。
適正な譲渡対価を知るには、プロのM&Aアドバイザーやコンサルタントに相談することも賢い選択です。
専門家は市場のトレンドや背景知識を持っているので、客観的かつ公正な視点で適正価格の判断をサポートしてくれます。
正確な譲渡対価を希望される企業様は当事務所までご相談ください。